ここは私の大切な思い出の宝箱♪
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思いを共有すること
にいにいはとても心の優しい子です。
にいにいは軽度発達障害の中でも【高機能自閉症】と診断されていました。
今は、本人の年齢とともに伸びる能力と努力によって行動は改善され、
【自閉症】の特性はかなり影を潜めてはいますが、小さいころから『思いの共有』ということが苦手でした。



感動の涙とか、お別れの涙、とかは流したことのない子でした。

保育園の卒園式。
式、とつくものは大の苦手でした。
なぜ、じっと座っていなくてはならないのかわからないのです。
周りの雰囲気が、子どもたちが、卒園に向かって盛り上がっていっても、彼には関係ありませんでした。
でも、私たちは彼に周りの子と同じように、式のときはじっと座って、お話を聞いて、お歌を歌って、卒園証書をいただいて…
社会的に認められる姿を求めました。

そのためにはどうすればよいのか。
彼にとってわかりやすい方法は何か。
時間を区切ることか。
式のスケジュールを覚えさせて最初は細かく区切ってご褒美(保育園は絵本や積み木、ブロックなどの置いた、静かなお部屋を用意してくださいました)を与える、だんだんと式の練習に参加している時間長くしていきました。

いろいろな苦労がありました。
練習なのですから、やはりひとつのことに(卒園証書をもらう、だとか入場の練習だとか…)同じ練習を繰り返したりします。それが理解できません。
だって、式次第では一回こっきりなのですものたらーっ
細かいことは忘れてしまったけど、給食を一緒に食べられなくなったり、夜驚症になったり…しながら、本番の卒園式までには式のある2時間ほどをクリアできるようになりました。

入園から3年間、にいにいのことを一緒に考え、泣いたり笑ったりしてきた、とてもお世話になった先生がいらっしゃいました。
にいにいにとって保育園での母でした。
先生は、式の間そっと彼のそばにずっといてくださいました。
式も終わりに近づくころ我慢できなくなって先生の頬に涙が…。
にいにいは「何泣いてんの?」と不思議そうにしてました。
にいにいにとって卒園式はそれまでの、時間内静かに座っている練習の集大成の日でしかなく、先生との、お友達とのお別れの日という特別なものではなかったのです。

「泣いたらあかんやん」と自分のハンカチで先生の顔を拭いていました(笑)
後ろの席からその様子が見えました。
私も思わずハンカチを出しました。

なぜ、こんなことを思い出したかというと。
今日、近くの公民館で『子ぎつねヘレン』の映画会があったのです。
私も見たくて、にいにいとおねえちゃんを誘いました。
ところがちびちゃんが暗いのを怖がって大泣き泣き顔汗
仕方がないので、終わる時間ぐらいに迎えに行くことにしました。
(私もみたかったなポロリ
にいにいは特に見たかったわけでもなかったのです。

ところが迎えに行くと…
友達とドッジボールしているおねえちゃんとは離れたところで妙な顔つきをしているにいにい?
私が「おもしろかったか?ムード」と言い終わらないうちに口はゆがみ顔がくしゃくしゃになって…泣き顔汗
「ぼく、映画見て泣いたん初めてや泣き顔」と、もう号泣…汗
何を話したか…もうしどろもどろでした。
「ヘレンの気持ちが…痛かったかなって…死んでしまって…」
自分でも驚くほど涙が出て、悲しくて、胸がくるしいと言っていました。
思わず何度ももらい泣きポロリ

家へ帰ると、宿題の日記を書いていました。
もちろん…『子ぎつねヘレンを見に行きました』
こっそり、今ノートを開いてみました。
あまり整った文章ではなかったですが、一生懸命な文章でした。

「…一番悲しかったのは、ヘレンの苦しさです。それは、男の子がヘレンがどれだけ苦しいかがわかったからです。ぼくはそれを見て悲しくなりました。終わってからヘレンの苦しさを実際に味わってしまいました。…これからもぼくもヘレンを見守りたいです。」

ヘレンの世話をすることにした男の子と思いを共有しているのかな、と思いました。
そんなにいにいの思いに触れたのは…初めてかもしれません。

あまりにたくさん泣いて、胸が苦しかったので、おなかもすいたようです(?)


おじいちゃんのささやかな畑のピーマンが豊作です拍手



青椒肉絲・チキンともやしの中華サラダ・わかめスープですモグモグるんるん

にいにい、珍しくご飯おかわりしてました(笑)
 

私も『子ぎつねヘレン』見なくちゃ…ぴかぴか 


23:18 * comments(13) * trackbacks(0) にいにいのこと
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23:18 * - * - -
comment*
遅くに ごめんなさい〜っ
ヘレン>私も見てみたいです〜♪ 主題歌の太陽の下が好きで・・・今年の夏はよく聞いてました。
笑って〜こころひらいたら〜あなたのやさしさが〜ぁ♪
(ジャイアン風に 歌うと元気が出ます)笑

にいに 大きくなってるね〜\(^o^)/
たま * 2006/09/17 3:42 AM
るんるんたまちゃん♪

ありがとう♪
にい、ほんと成長しました。
特に最近、とても感じます。
心が…思春期に向かっているのかな?
なんだか頼もしく感じるときさえあります。
まだまだ回りの子と比べると、かわいらしいヤツですがたらーっ

『子ぎつねヘレン』、原作本を読むことにしました。
にいにいも読みたいというので。
machi * 2006/09/17 2:54 PM
machi‐machiさん、こんにちは。

にいにい、いっぱい心で感じたんですね。
優しいお兄ちゃん。
ずっと守って生きたい心ですね。
こぱんもにいにいの想いに、ほろりとしてしまいました。

にいにい、これからも色々な事に触れ、見、聞き、
たくさん素直な心で感じてほしいです。
頼もしく育ってきたね。これからも楽しみだね。
こぱん * 2006/09/17 3:58 PM
こんにちは♪
最近のmachiさん、すごく心にゆとりがあるよう。。。
訪問すると、子どもを思う気持ちがひしひしと伝わってきて、
素敵な親子関係ができているなって、感じるわ^^v

何事も、自分にゆとりがなければ、
それが相手に伝わるものね。
良きことも悪しきことも。。。

にいにいの成長が楽しみね♪
wakazukuri * 2006/09/17 4:24 PM
よつばのクローバーこぱんさん♪

心優しいはずなのに小さいころから共感する、目に見えない何かに感動すること…たとえば毎日辛い練習をがんばって発表が成功したことを友達と喜び合う、とかいうことができない子だったのです。
だから、まわりには『冷たい子』『マイペースな子』と映っていたと思います。

昨日のこの出来事は、『この子も心がちゃんと育っているんだ』ということを目の当たりにした、というのでまさに記念日的な出来事でした。
こんなふうで小さいころから来てるので私はかなりの親バカで通っていましたたらーっ


よつばのクローバーwakaさま♪

台風、怖いでしょ?
川はだいじょうぶですか??
早く通り過ぎるといいですね…

ゆとり…ここには切り取って書いているからなあ。。。ひやひや
でも、にいにいだけでなく、お姉ちゃんも難しい年齢になってきたし、ちびちゃんはまたちびちゃんでいろいろ…ポロリ
ひとりひとりとちゃんと向き合わなくちゃ、という思いはとても強いです。
そんな中で、子どものステップアップを見逃さないように目を皿にして、アンテナ360度張ってますウィンク

でもね、お仕事が中途半端なのです…
HPも、ようやく目処が立ってきたけど、予定が大幅に遅れているので、もやもやしてます。

次の週末は運動会GO!
終わったら陶器まつりの準備に入ります。
もう更新どころじゃなくなるかも〜〜〜汗
machi * 2006/09/17 11:03 PM
こんばんは♪
にいにい、ちゃんと素敵に心も成長しているではありませんか!
にいにいを見守る周りの方の目が優しいですね。
もちろん一番は母のmachiさんですね。
保育園の卒園式での練習から当日まで、大変なこともあったと思いますが、
温かい心をもった先生に見守られて、幸せな思い出ですね。
私も・・・幼稚園に勤めていたので、卒園式の光景が思い出されて、
保育士さんの気持ちも、母親の気持ちも両方がよみがえってきて胸が熱くなりました・・・。

映画をきっかけに、にいにいの心はどんどん豊かになっていくことでしょうね。
素敵な映画に出会えて良かったね♪
この映画音楽を担当している西村由紀江さん、私、大好きなピアニストです。
メインテーマ曲の『明日を信じて』と挿入曲『願いがかなうなら』の
ピアノ譜、持っています。とても素敵な曲で、時々弾いています♪
めろん * 2006/09/18 12:08 AM
よつばのクローバーめろんさん♪

そうですよね。
めろんさん、幼稚園の先生されてたのですよね。
とてもたいへんだと思うけど…素敵なお仕事ですね。
にいにいにとってその先生との出会いは大切な宝物です。
その一人の先生だけでなく、園全体でにいにいのことを考えてくださいました。
今でもたまに道で出会うのですよ。
来年はちびちゃんも同じ保育園に通うし…もう一度あのころの空気を感じられそうで楽しみです。

曲がさらに素敵なのですね。
映画と音楽は一体ですものね。
本も読みたいけど、やっぱり映画も見なくちゃね♪
ピアノ曲なのですね〜胸にしみるでしょうね。

にいにいもきっと感じてくれたのだと思います。
彼の年齢なりに、命について…
machi * 2006/09/18 7:50 AM
おはようございます。
久しぶりに、いい涙がでました。
人の痛みを理解してあげる。
大切な要素を獲得したにいにいは確実に成長してますね。
スタートがゆっくりだっただけで、そのうち加速度を
つけて周りを追い越していくでしょう。
大物になるよ。この子は。
moukun * 2006/09/18 9:09 AM
よつばのクローバーmoukunさん♪

お元気そうで安心しました(笑)

私、かなりの親バカですから書いてて泣けて、読み返して泣けて、コメントいただいて泣けて…
決して強い母ではありませんね。
にいにいと一緒に育っています。

人の痛みがわかる心…よくここまでなってくれたと正直感激でした。
わかりすぎてとめどなく涙があふれ、胸が苦しく、息ができないほど…たいへんな状態でした汗
それを『ヘレンの苦しさを実際に味わってしまいました。』と表現したのかな、と思いました。

さっき原作本が届きました。
もう半分読みました。
すばらしい先生です。
machi * 2006/09/18 1:33 PM
こんばんは♪

台風が過ぎ去って、(もう停電でPCが消えないので)
やっとコメントにきました。

いろんな子どもたちがいます。
それぞれが それぞれに、いろんな個性を持っていますよね。
今までこうだった・・・ということが、何かをキッカケに変化してゆくことはたくさんあると思います。
どんな子供たちにも、無限の可能性があると信じています。

「子ぎつねへレン」原作本が届いてよかったですね。
世界中のみんなが、そのような心で生きていれば
いじめも戦争も起こらないと思います。

サラ * 2006/09/18 8:46 PM
よつばのクローバーサラさん♪

本、すぐに読み終わりました。
竹田津先生がヘレンの気持ちになるために、目と耳を脱脂綿と包帯でぐるぐる巻いて砂地に立ちますよね。
映画はまだ見ていないですが、にいにいはこのあたりでぐっと来たのかな?
人相手でなく、動物を相手にその気持ちを探ろうなんて…文章のあちこちに先生と奥様のごく自然な、でもものすごく深い愛情を感じました。
言葉のない動物の心を感じ取ろうとする先生たちの姿にはたくさん教えられるものがありました。
『ヘレンが残してくれたもの』…それぞれが自分で考えることに意味がありますね。

にいにいの持つ障害(この言葉自体に私はとっても抵抗があります…が、現状は使わざるを得ません)も、見えない彼の心を探る関わりをずっと続けてきました。
だからとても苦しい時期がありました。
見えないし、言葉で伝えてはくれないから…
今も細かく複雑な気持ちは言えない子ですが、少ない言葉の中にも彼の心を探るヒントはたくさんあり、何をどう考えて行動するのか、たいていのことはわかります。
にいにいのような子も、時期が来れば、何かに出会えば、ちゃんと心が育つし、心が動くんだということがわかった出来事でした。
machi * 2006/09/19 5:54 AM
machiさん、こんばんはぁ(^−^

「子ぎつねヘレン」!!私も見たかったんですぅ。。。
それにちなんで 作られたパンは どこかのパン屋さんで食べましたが。。。(きつねの顔のパンを。。)

machiさんが 色んな自然や生き物に日ごろから 温かい目を向けているので お兄ちゃんも自然とmachiさんと同じように 温かい気持ちで接しているのでしょうね。。。。。

あぁ。。。私は たまにポンキーとココアに「鬼の形相」で怒ってるなぁ。。。(−−;;
それも 子供達 見てるんだろうなぁ。。。汗;;
ponco * 2006/09/19 11:33 PM
よつばのクローバーponcoさん♪

ココアちゃんも…!?お大事にしてくださいね〜

本はもう早速に読みきったのですが、やっぱり映画が見たい…
明日にでも借りに行きたいです。
(買っちゃいそうですけど…汗

私、たぶん普通のお母さんですよ!!
怖い怖い…撃沈
ブログではいいとこ切り取りですから。
でも心は…いつもいつも子どもたちのこと愛しています(うふっラブ

更新、私もとびとびになりそうですが、またお話しましょうね♪
machi * 2006/09/20 10:22 PM






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